白亜紀を語る。
白亜紀とは
白亜紀の特色
白亜紀の様子
出展:A Review of the Universe
約1億4000万年前に始まり、約6500万年前まで続く。
白亜紀の最後に恐竜が絶滅した。
白亜紀の名称の由来
白亜とは石灰岩の意味である。
主に有孔虫の殻が沈積して石灰岩になる。
この時代の地層に石灰岩に広く分布していることから、白亜紀と命名された。
世の中の石灰岩の大部分は白亜紀に生成されたものである。
白亜紀の気候と環境
古生代の末期に集合したパンゲアであったが、白亜紀になるとついにバラバラになった。
その片割れのゴンドワナ大陸も、白亜紀末期には分割され、南極大陸、オーストラリア大陸、アフリカ大陸、南アメリカ大陸が誕生した。
南大西洋とインド洋はこのとき誕生した。
一時期、寒冷化したこともあったが、白亜紀は全般に温暖であった。
活発化した火山が大量の二酸化炭素を放出し温暖化が促進したからである。
地球全体で温度差が少なくなったので海流も弱く、海はよどんでいたらしい。
プルームが活発になったので、中央海嶺が盛り上がった。
このため海水面が上昇し、水没する海中地殻が広がった。
白亜紀末の地層内から、イリジウムを大量に含む層が世界中で確認されている。
これは6400万年前に起こった隕石衝突の結果である。
この衝突によって気候が激減し、恐竜が絶滅した。
白亜紀の大陸
出展:Mollewide Plate Tectonic Maps
白亜紀の生物
裸子植物やシダなどに代わって被子植物が増加した。
中央海嶺の活動は、海洋中のカルシウム濃度を増加させた。
これが、炭酸カルシウムを使うプランクンを増加させた。
白亜紀の大量絶滅
隕石衝突による気候変動で、恐竜が絶滅した。
哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類も多くが絶滅した。
このとき、生き残った哺乳類が進化し一部が人類へと発展した。
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参考文献・サイト
UCMP:The Cretaceous Period
Georgia Perimeter College:Historical Geology
All about:The Cretaceous Period
2008/03/23
2009/04/04