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ブラックホールの中身は?

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ブラックホールは自分の重力によって押しつぶされ、質量が一点に集まり無限に小さくなった天体です。この中心を特異点といいます。



ブラックホールの周囲の重力は非常に強く、ある距離より近づくと、二度とこの世に戻って来ることができなくなる限界があります。この限界を事象の地平面といい、ブラックホールの中心(特異点)から事象の地平面までの距離をシュバルツシルト半径といいます。



事象の地平面が実質的にブラックホールの表面ですが、物理的な表面があるわけではありませんし、事象の地平面の内側と外側では空間が連続しているので、そこに特別な面があるように見えません。事象の地平面に入っても外側を見ることができますが、もう外に出ることは不可能であり、質量が集中した中心(特異点)に向かって引き寄せられていきます。

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参考文献・サイト

福江純/著「カラー図解でわかる ブラックホール宇宙」ソフトバンククリエイティブ, 2009
「ブラックホールと超新星」ニュートンプレス,2010

2011/07/12
2015/06/06



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