アインシュタイン・ローゼン・ブリッジを語る。

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アインシュタイン・ローゼン・ブリッジとは

ブラックホールの反対のホワイトホール

アインシュタインが一般相対性理論で示した重力方程式の一つの解にブラックホールとホワイトホールがある。

ブラックホールは現実に存在し、生まれてくる仕組みも分かっている。
一方のホワイトホールは仮説の天体である。実在に否定的な立場をとる研究者も多い。

ブラックホールの事象の地平面を超えて入ったものは絶対に外に出ることができない。
これと反対に、事象の地平面を超えてホワイトホールに近づくことは不可能だ。
ホワイトホールには物質を吐き出す領域なのである。

ブラックホールとワームホールをつなぐアインシュタイン・ローゼン・ブリッジ

ブラックホールとホワイトホールは、繋がっているのでブラックホールから吸い込まれると遠い宇宙にあるホワイトホールから出てくるだろうという主張がある。
ブラックホールとホワイトホールをつなぐトンネルがアインシュタイン・ローゼン・ブリッジだ。

アインシュタイン・ローゼン・ブリッジは、理論上の存在としてアインシュタインとローゼンが協同で考案したものである。
ワームホールとも呼ばれている。
ワームホールの名付け親はブラックホールと同じホイーラーである。

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