マルス計画を語る。
1960年代から1970年代にかけてソビエトが実施した一連の無人火星探査ミッションがマルス計画である。
マルス計画のミッション
マルス1号
マルス1号は火星接近を目的に打ち上げられた。
火星到達前に通信が途絶した。
マルス2号/3号
マルス2号と3号は、どちらもマルス4M型火星探査機である。
火星に着陸するランダーと火星の人工衛星になるオービターから構成される
マルス2号は1971年5月19日、マルス3号はその9日後の5月28日に打ち上げられた。
どちらも、火星表面の地形や雲の撮影、大気や磁場の調査、温度の測定が目的である。
マルス4号/5号
マルス4号と5号はほぼ同一設計の火星探査機で、火星の人工衛星になるオービターである。
マルス4号は1973年7月21日、マルス5号はその4日後の7月25日に打ち上げられた。
どちらも、火星表面の地形や大気の組成の調査を目的とする。
同時期に火星に着陸するマルス6号/7号のデータ中継にも利用される予定だった。
マルス6号/7号
マルス6号と7号はほぼ同一設計の火星探査機で、火星に着陸するランダーである。
マルス6号は1973年8月5日、マルス7号はその4日後の8月9日に打ち上げられた。
どちらも、火星に降り立ったあとは、マルス4号/5号を経由してデータを送信すう予定だった。
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参考文献・サイト
Chronology of Mars Exploration
Missions to Mars:Mars 2
Mars 3、
Mars 4、
Mars 5、
Mars 6、
Mars 7、
2010/11/01