ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

ルナ6号を語る。

トップページ宇宙開発と探査の目次>月探査>初期の月探査ルナ計画ルナ6号

ルナ6号とは

軟着陸を目指したが軌道修正に失敗・ルナ6号

ルナ6号はソビエトがルナ計画のミッションとして打ち上げた月探査機である。



ルナ6号は月への軟着陸を目指して1965年6月8日に打ち上げられた。
6月9日の軌道時にスラスターを噴射したが、地上管制から誤ったコメントを送信してしまったため、スラスターの噴射をストップすることができず燃料を使い切ってしまった。



これが原因となり、ルナ6号は月から外れるコースとなった。



月着陸は断念したもののルナ6号の機体には問題がなかった。 そこで、ルナ6号を用いて次回の着陸ミッションに向けてのシュミレーションを行うこととなり、月から16万キロメートル離れた空間で、ランダーの切り離しやエアバックを展開し正常に動作することを確認した。
転んでもタダでは起きない地上管制チームの根性である。



その後、ルナ6号は地球から60万キロメートル離れたところで通信が途絶した。

このページのTOPへ




スポンサーリンク

参考文献・サイト

THE LUNA MISSIONS
NASA:NSSDC
Luna - Exploring the Moon
JAXA:宇宙情報センター

2015/10/22



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト