地震波トモグラフィーを語る。
地震が発生すると、地震は各方向へ広がっていく。
これら地震波は一定の速度で直進するのではない。
地震波は、硬い層では速くなる。
地中深いほど硬いので地震波は、スピードアップする。
ところが、速度が変ると地震波は屈折する。
このため、地震波は、地上へ向けてカーブする。
地震波を観測した各地のデータを解析すれば、地震波の経路を割り出すことができ、地中深くの構造を知ることができる。
このような解析を多くの地震で広範囲に実施すれば、CTスキャンのように地球の断層写真を得ることができる。
これを地震波トモグラフィーという。
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参考文献・サイト
2008/03/21