ユーリ・ガガーリンを語る。
ユーリ・ガガーリンとは何者?
ボストーク計画はソビエトが世界で初めて実施した有人宇宙飛行ミッションです。
1号から6号が打ち上げられました。
1961年4月12日、ボストーク1号によって世界初の有人宇宙飛行が成功しました。
ガガーリンは、宇宙飛行士選抜のための健康診査のためモスクワの空軍病院を訪れたとき、同様に宇宙飛行士候補だったレオーノフと意気投合し親友になりました。
ユーリ・ガガーリンを乗せ、史上初の有人宇宙飛行に成功したミッションがボストーク1号です。
帰還時は地上7キロメートルでガガーリンはカプセルから脱出し、パラシュートで地上に降下しました。
これはボストーク1号が事故にあったのではなく、元々空中で脱出する設計になっていたからです。
打ち上げから着地まで108分間でした。
宇宙からの帰還後のガガーリンにこのようなエピソードが残っています。
帰還を祝う席で、ロシア正教総主教から「宇宙で神の姿が見えたか?」と尋ねられたガガーリンは「いいえ、見えませんでした」と答えました。
総主教は落胆しガガーリンに「神が見えなかったことは秘密にするように」と告げました。
後日、フルシチョフ書記長もガガーリンに「宇宙で神の姿が見えたか?」と尋ねました。
ガガーリンは総主教の言いつけを守り、今度は「見えました」と答えました。
するとフルシチョフ書記長は「神が見えたことは誰にも話してはならない」と言いました。
1968年3月27日、ロシア国内で訓練飛行中に墜落死を遂げました。
ソビエト当局により、事故の調査報告も発表されていますが、真相の謎のままです。
酒を飲んでいた、ソビエトが極秘に開発中の超音速機とニアミスした、等の俗説があります。
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参考文献・サイト
2011/03/12