アポロ16号を語る。
アポロ16号とは
アポロ16号の司令船はキャスパー、月着陸船はオリオンと呼ばれた。
3日間に渡ってデカルト高地を探査し、月の高地に関するデータが多く得られ、後の月の形成プロセスの理解に役立つことになった。
デカルト大地は火山岩ではなく角礫岩が支配的であった。
アポロ16号
ヤング船長が国旗に敬礼している場面。
国旗の左側に月着陸船オリオン、その手前に月面車が見える。
出展:NASA:Apollo Imagery
蛍光エックス線分析によって、デカルト高地の化学的な成分が、それ以前のアポロの着陸地点と大きくことなることが判明した。
このミッションでは11kgの月の岩石が採集された。
これはアポロ計画で最大の石である。
アポロ15号では紫外線で月と地球を撮影した。
アポロ16号は、比較のために同様の条件でカラー画像が撮影された。
月面車も投入され、時速18キロメートルを出した。
これは月面車の世界最高速の記録になっている。
司令船からは、月を回る小型の人工衛星を放出した。
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参考文献・サイト
Apollo 16 Mission
Apollo 16
Apollo 16
JSC
2010/11/08