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天文年鑑2015年版
天文年鑑編集委員会
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示準化石を語る。

地層は長い年月を経て作られていく。


地層は古い層が下にあり、層が新しいほど上になる。
このため地層は上下関係から、層の新旧は判別できる。
しかし、層に含まれた岩石や土砂を見ただけでは、その層がいつできたのかは分からない。


もし、この層にモノチス(二枚貝)の化石が含まれていたとする。
モノチスは、三畳紀の生物なので、その地層は三畳紀に作られたものであることがハッキリする。


このように、地質年代を特定するために目印となる化石を示準化石という。
地層を調べるときには、示準化石を探せばいいのである。


示準化石として役立つ化石には条件がある。
例えば、数億年に渡って姿かたちが変っていない生物の化石は、示準化石として役に立たない。


示準化石の条件は次の3点だ。


示準化石に対して示相化石という化石もある。
これは、生物の生息場所を示す化石である。


シジミは淡水と海水の混ざった場所で生息する。
シジミの化石が見つかれば、そこは河口付近であったことが確認できる。
シジミは河口付近の指標となる示相化石なのだ。


示準化石は広範囲に分布していることが条件だが、示相化石は限定された場所に生息している必要がある。



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