ワレンチナ・テレシコワを語る。
ワレンチナ・テレシコワとは何者?
ワレンチナ・テレシコワは世界初の女性宇宙飛行士です。
1963年、ボストーク計画のラストであるボストーク6号に搭乗しました。
ミッションの継続時間は70時間50分でした。
テレシコワは、世界初の女性宇宙飛行士として知られていますが、軍人出身でない世界初の宇宙飛行士でもあります。
ボストーク6号は一人乗りです。
現在のところ、単独で宇宙と地球を往復した女性はテレシコワだけしかしません。
テレシコワが発した「ヤー・チャイカ」というロシア語のフレーズは、「私はカモメ」と訳されていますが、これは「宇宙を飛んでいる私は、まるでカモメになった気分」という意味ではありません。
正しい意味は「こちらはカモメ」です。
ミッションでは個人を識別するためのコールサインが各宇宙飛行士に与えられます。
テレシコワのコールサインは「チャイカ」つまり日本語の「カモメ」でした。
ちなみに、ガガーリンのコールサインは「ケードル」、日本語の「ヒマラヤ杉」です。
史上2番目の女性宇宙飛行士であるスベトラーナ・サビツカヤが宇宙に行くのは、テレシコワの飛行から19年後(1982年)です。
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参考文献・サイト
JAXA:ワレンチナ・V・テレシコワ
NASA:Valentina Tereshkova
NSSDC:Vostok 6
2014/10/12