マーズワンを語る。
マーズワンとは
マーズワンは2025年までに火星への移民を目指す民間非営利団体である。
オランダの実業家バス・ランスドルプが創設者だ。
2018年5月に無人探査機で火星での水資源の確保等を確認したのち、2025年から2年間隔で4人ずつ火星に送りこんでいく。
マーズワンの計画
2011年
マーズワン設立。有人火星計画を発表。
2013年
4月宇宙飛行士選定プログラムがスタート。
18歳以上で身体が健康で知的であり、8年におよぶ宇宙飛行士の訓練に耐え、火星を新たな居住地にできる男女であれば、国籍を問わず応募できる。
その後、宇宙飛行士選定プログラムは毎年行われ、4名で構成されるチームを6チーム選定する。
2015年
選定されたチームのフルタイムトレーニングが開始される
火星居住施設のシュミレータを地球上の極限環境(砂漠や寒冷地)に設置し、食料の自給や医学的処置、機器の操作・修復の訓練を進める。
2018年
無人機を火星に送り、このミッションの可能性を実証する。
通信衛星も火星軌道上に送り込み、移住後の24時間365日のコミュニケーションを確保する。
2020年
探査用ローバーを火星に着陸させる。その探査録画映像は地球で24時間365日視聴できる。
第二の通信衛星を地球軌道上のL5ポイントに投入する。
2022年
火星居住用の資材を打ち上げる。同年10月に火星に到着予定。資材はスペアパーツや太陽電池パネルなど総計2.5トン。
2023年
インフレータブル型の居住ユニット、生命維持ユニット、食料等が火星に到着。ローバーが組み立てる。
2024年
9月に最初の宇宙飛行士(4名)がロケットで出発する。
2025年
最初の宇宙飛行士(4名)が火星に着陸し、先に到着した設備を稼働させる。
2026年
第二次の宇宙飛行士(4名)がロケットで出発する。
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参考文献・サイト
2014/08/17