神酒の海を語る。
神酒(みき)の海とは
神酒の海とは、海と呼ばれる月の地名の一つである。
直径は約339キロメートルである。
大規模な隕石衝突でできたく巨大なクレーターをベイズン(盆地)という。
衝突のあと、地下から玄武岩の溶岩が沸き出しベイズンを満たして冷えて固まり海になる。
衝突の痕跡だから、海はほぼ円形なのだ。
神酒の海の元になったベイズンはネクタリスベイズンである。
ネクタリスベイズンの内側のリング構造の中に溶岩がたまって神酒の海になった。
神酒の海はベイズンの二重構造が分かる珍しい海である。
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参考文献・サイト
Mare Tranquillitatis
Wide Awake on the Sea of Tranquillity
IAU
白尾元理「月の地形ウオッチングガイド」誠文堂新光社,2009年
2015/10/11