エピメテウス(土星の衛星)を語る。
エピメテウスとは
エピメテウスは土星の第11衛星である。
1966年にファウンテンらによって発見されたものの行方不明になった。
その後、1980年のボイジャー1号の土星探査時に再発見された。
土星の衛星エピメテウス
出展:JPL:Planetry Photojournal
エピメテウスの表面は変化に富み、クレーターが多い。
クレーターのなかには、直径30kmを超えるものもいくつかある。
このことから、エピメテウスの表面は数十億年の古さを持つと考えられる。
エピメテウスとヤヌスは、ほとんど同じ軌道を回っている。
両者の軌道半径は50km程度の違いしかない。
50km程度の軌道半径の差は、公転速度のわずかな差を生む。
この差のため、エピメテウスとヤヌスは4年に一度接近する。
このとき、二つの衛星は互いの軌道を交換するのだ。
スポンサーリンク
参考文献・サイト
Saturn: Moons: Epimetheus
Moons - Epimetheus
2010/05/06
2015/05/23