宇宙ステーションを語る。
アメリカの宇宙ステーション
スカイラブ
スカイラブは1973年から1979年までの間、地球を周回した宇宙ステーションである。
アポロ計画で使用されたサターンV型ロケットを改造して作られた。
1973年から1974年にかけ、合計9人の宇宙飛行士がスカイラブに滞在した。
スカイラブは、1979年7月11日に大気圏に再突入し、その破片がインド洋からオーストラリア西部にかけて四散した。
人命や地上の施設への損害はなかった。
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フリーダム
フリーダムは1984年に発表されたNASAの宇宙ステーション計画である。
財政難による計画縮小がくりかえされた。
結局米国単独での実現は無理になり、1993年、フリーダム計画は国際宇宙ステーション計画に変更された。
ソビエト・ロシアの宇宙ステーション
サリュート
サリュートは、ソビエトが開発した世界初の宇宙ステーションである。
1号〜7号が開発された。
2号は打ち上げ直後に損壊し放棄されたが、残りのサリュートにはすべてクルーが滞在した。
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ミール
1986年に打ち上げられたサリュート後継の宇宙ステーションである。
日本人として初めて宇宙に行ったTBSの秋山豊寛氏が滞在したのがミールである。
冷戦期、ソ連は西側の電子機器を輸出規制のため入手することができなかった。
しかし、MSX規格のパソコンはこの規制外だったため、ソニーのMSX2がミールに搭載されていた。
1995年6月30日には、スペースシャトルがミールにドッキングした。
15年間、100人以上のクルーがミールを訪れたが2001年3月23日に大気圏に再突入し消滅した。
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参考文献・サイト
History of Shuttle-Mir
The End is Mir
Mir FAQs - Facts and history
Skylab
KSC:Skylab
2009/09/05