フォボス計画を語る。
フォボス計画とは
1980年代にソビエトが実施した一連の無人火星探査ミッションがフォボス計画である。
フォボス1号と2号が打ち上げられ、火星とその衛星のフォボスの探査を目的とした。
フォボス1号は1988年7月7日、フォボス2号はその5日後の7月12日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
フォボス計画のミッション
フォボス1号
火星への航行中、フォボス1号の姿勢制御スラスターが機能を停止した。
このため、太陽電池パネルが太陽に向かなくなり電力がダウンした。
結局、フォボス1号との通信は9月2日に途絶した。
姿勢制御スラスターが機能停止は、制御プログラムのバグが原因である。
フォボス2号
フォボス2号は、1989年1月29日に火星を回る人工衛星になった。
このあと、フォボス2号はフォボス(衛星)に接近したが、フォボスの画像37枚を撮影した後に通信が途絶した。
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参考文献・サイト
Missions to Mars:Fobos 1、
Fobos 2
NSSDC:Fobos 1、
Fobos 2
Phobos Project Information
2010/11/07