MDISを語る。
Mercury Dual Imaging System[MDIS]はメッセンジャーに搭載されたカメラである。
広角、狭角の二つの撮影が可能である。
これが、メッセンジャーのMDISが捉えた水星の画像だ。
33年前にマリナー10号が撮影できなかった、半球が見事に映っている。
メッセンジャーがMDISで撮影した画像
(出展:NASA/MESSENGER)
この写真は1回目の水星接近(2008/1/14 14:04東部標準時)から1時間20分後に撮影されたものだ。
水星までの距離(2万7000キロメートル)とMDISの解像度から計算して、10キロメートルの地形まで撮影されているはずである。
画面右上の明るい部分がカロリス盆地だ。
月の裏側にある南部エイトケン盆地と並んで、太陽系最大級のクレーターである。
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参考文献・サイト
2008/01/31
2015/05/02