LOLAを語る。
ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO)のLOLA
レーザー光を使って、月の表面をスキャンし月面全体の地形図を作成するのがLOLAだ。
地形図は地質学の研究材料になるばかりでなく、将来の月面を移動しながらのミッションにおいても地図として役立つのである。
LOLAはレーザーのパルスを月の表面へ向けて照射する。
このレーザーのパルスは月の表面で反射し、LOLAの受光器へと戻ってくる。
照射から受光までの時間を測定すれば、周回軌道から月の地表までの距離が算出できるのだ。
これを月全面に対して実施することによって、月全体の地形図が得られることになる。
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参考文献・サイト
NASA:GFSC Lunar Reconnaissance Orbiter
NASA:SSO Lunar Reconnaissance Orbiter
Back to the Moon: Lunar Reconnaissance Orbiter Project
2008/01/31
2015/05/20