ルナー・リコナイサンス・オービタを語る。
LROとは
ルナー・リコナイサンス・オービタは、NASAが2009年6月18日に打ち上げられた無人月面探査機である。
LRO[Lunar Reconnaissance Orbiter]ともいう。
ルナー・リコナイサンス・オービタ/LRO
出展:Lunar Reconnaissance Orbiter
2004年1月14日、米国ブッシュ大統領により新宇宙政策が示された。
新宇宙政策では2020年までに月面に長期滞在の為の基地を建設し、そこを足場にして2030年までに有人火星探査を実現しようと計画している。
この新宇宙政策に基づいた、初の探査ミッションがLROなのだ。
月面に長期滞在するためには、月面がどのような環境であるのかを明らかにしなくてはならない。
温度や放射線の量、隕石落下の頻度、資源の分布状況などだ。
LROは、以後の月探査のさきがけとして、これらを解明するミッションなのだ。
LROは以下を目的としている。
これら目的を達成するために、LROは7つの観測機器を搭載している。
なお、LROの打ち上げにはエイムズ・リサーチ・センターのエルクロスも相乗りする。
以下はNASAが公開しているルナー・リコナイサンス・オービタの動画である。
出典:YouTube NASA | New Craters on the Moon
スポンサーリンク
参考文献・サイト
Lunar Reconnaissance Orbiter
LCROSS
LCROSS
Science Support Office:Lunar Reconnaissance Orbiter
2008/09/22
2015/05/20