アポロ11号を語る。
アポロ11号とは
初めて人類を月面に到達させたミッションがアポロ11号だ。
アポロ計画では6回の月着陸を成功させ、合計12名の人間が月面に立ち地球を見上げた。
アポロ11号では、船長のニール・アームストロングが人類で初めて月に立ち、次いで月着陸船操縦士のバズ・オルドリンが月面に降り立たった。
着陸船を出て月面に第一歩を踏み出すとき、ニール・アームストロングは「一人の人間にとってこの一歩は小さいが、人類にとっては偉大な躍進である。」と述べた。
これはNASAが言わせた言葉ではなく、ニール・アームストロング自身が用意していた発言である。
マーキュリー3号による米国初の有人宇宙飛行から3週間後に、ケネディ大統領が月到達を宣言してから、実に8年後のことであった。
アポロ11号の船外活動で撮影された足跡
人類の偉大な躍進を物語っている。
出展:NASA:Apollo Imagery
この様子は世界各地にテレビ中継された。
ソビエト国内では一般向けに中継はされなかったものの、宇宙開発関連の一部の施設の中では軍幹部や宇宙飛行士、技術者が集まりアポロ11号の中継を見守った。
アポロ11号の成功は、ソビエトの敗北を意味する。
それでも、アームストロングが月に降り立った瞬間に、大きな拍手がわき上がったという。
ソビエトの幹部は米国に祝電を送ったものの、ソビエト国内の新聞では小さく報じられただけだった。
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参考文献・サイト
Apollo 11 Mission
Apollo 11
Apollo 11
JSC
2010/11/08