地球環境問題を語る。
地球的な規模で進む、環境の破壊を地球環境問題という。
地球環境問題は、地域が限定されている公害問題とは本質が異なる。
地球温暖化
地球の大気には、温室効果ガスが含まれている。
温室効果ガスは太陽から受ける熱の一部を大気内に留め置く効果がある。
このため、地球は適度な温度に保たれている。
二酸化炭素は温室効果ガスなので、増加すると地球の平均気温が上昇する。
これが地球温暖化だ。
海洋酸性化
海洋表面の海水のpHは8.1であるが、大気中で増加した二酸化炭素を吸収することでpHが低下する。
この現象を海洋酸性化という。
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オゾン層破壊
成層圏内にあるオゾン層は、太陽からの紫外線を防ぐバリヤーである。
もし、オゾン層がなければ、危険な紫外線が直撃し皮膚がんを誘発する。
このオゾン層が、ここ最近、急激に破壊されている。
特に、南極・北極の上空のオゾン層には、ぽっかりと穴があいてしまっている。
この穴をオゾンホールという。
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酸性雨
自動車の排ガスや工場から出るばい煙などの影響で、酸性になった雨が降ることを酸性雨という。
酸性雨があたると、農作物に被害が出て、コンクリートが劣化する。
当然、動植物の生態系に多大な悪影響が及んでしまう。
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砂漠化
森林や草原が砂漠に変貌する現象を砂漠化という。
見た目が砂に覆われた砂漠でなくても、土地の生産力が減退したり、土地が劣化すれば砂漠化である。
海面上昇
海面の平均的な水位が上昇する現象を海面上昇という。
温暖化が進むと氷河が融けて水になり海の水が増える。また、海水の体積がそのものが膨張する。
この影響で海面が上昇するのである。
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参考文献・サイト
2008/02/09
2015/05/21