オゾン層破壊を語る。
オゾン層破壊とは
高空の酸素は太陽からの紫外線の放射を受けオゾンに変化する。
オゾンの濃度が高い領域が成層圏内にある。
これをオゾン層という。
太陽からの紫外線の大部分は、オゾン層で吸収されるので地上に到達するものはわずかである。
スプレー缶や冷蔵庫に使用されていたフロンは、人体には無毒であるが、オゾンを破壊することが分かっている。
廃棄されたフロンは、大気中に放出され上昇し、オゾン層に到達しオゾンを破壊する。
オゾン層が破壊されると、地上に到達する紫外線の量が増加する。
このため白内障、皮膚ガン、免疫低下などの健康被害が懸念される。
すでにフロンは大量に廃棄されているので、オゾン層の破壊は深刻である。
オゾン層が特に薄くなった部分をオゾンホールという。
毎年、南極では大規模なオゾンホールが発生する。
そのオゾンホールのスケールは、南極大陸を上回る面積になることも多い。
現在、フロンの製造・使用は禁止されている。
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参考文献・サイト
2008/04/03
2015/05/22