プルームテクトニクスを語る。
プルームテクトニクスとは
マントルの大規模な対流をプルームという。
プルームの力学的な挙動を解明する理論がプルームテクトニクスだ
マントル
マントルは対流する。
このことから、マントルはドロドロの流動体と誤解しがちだ。
実際のマントルはコチコチの固体なのである。
ところが、コチコチのマントルがゆっくりと対流するのだ。
マントルの対流は氷河と比較すると理解しやすい。
氷はコチコチの固体である。
ところが圧力をかけると、ジワジワと変形する。
このため、外見は止まって見えるが、氷河はゆっくり流れるのだ。
マントルは地球の内部で強烈な圧力を受けている。
このため、マントルはジワジワと変形し対流するのである。
プルーム
コアの近くのマントルは加熱され密度が小さくなるので上昇する。
これがプルームだ。
上昇するプルームは熱いので、ホットプルームともいう。
反対に上部から下降するプルームは冷えているのでコールドプルームという。
地球中心部の熱は、地球誕生時に溜め込まれたものだ。
この熱がマントルの対流(プルーム)を通して地殻に運ばれ、火山や地震、造山運動の原動力となっている。
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参考文献・サイト
2009/03/27