リゲルを語る。
リゲルとは、どんな星なのか
オリオン座の右下にある明るい恒星がβ星のリゲルである。
α星のベテルギウスよりも明るい。
ただし、ベテルギウスは変光星であるため、極大期はベテルギウスの方が明るい。
リゲルはオリオン座のベータ星である。
出展:IAU
恒星は水素核融合反応によって輝いている。
水素原子核からヘリウム原子核へ融合されるときに生じるエネルギーを放っているのだ。
リゲルは太陽の8万5000倍も明るい。
その分、水素の消費が激しい。
あと1000万年絶たないうちに水素を使い果たし、星としての寿命を終えてしまう。
リゲルは二重星である。
明るいリゲルAと、6等級のリゲルBから構成される。
リゲルBは2500天文単位離れた軌道を2万5000年で公転する。
リゲルAが極めて明るいため、小口径の望遠鏡ではリゲルBを分離するのは難しい。
リゲルBの伴星を持っている。
100天文単位離れた軌道を400年で公転する。
この伴星をリゲルCという。
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参考文献・サイト
SolStation.com
University of Illinois
2008/02/29
2010/05/24