M101(メシエ101)を語る。
M101は、おおぐま座の渦巻き銀河である。
1781年にメシャンによって発見された。
有機化合物は、銀河内の各所の広まっていることが分かっている。
ところが、M101の場合、銀河の外周部での有機化合物が極めて少ないことが確認されている。
有機化合物は放射線によって破壊されるので、銀河の外周部では放射線が強いことを意味している。
M101の中心部では、ヘリウムよりも重い元素の存在割合が高くなっており、外周部に向かう従い少なくなる。
重い元素ほど、放射線を阻害するので、M101の外周部では、放射線が強いことになる。
このため、M101の外周部では有機化合物が少ないのである。
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参考文献・サイト
SEDS:THE MESSIER CATALOG
JPL:Spitzer Reveals 'No Organics' Zone Around Pinwheel Galaxy
"No Organics" Zone Circles Pinwheel
M101: An Ultraviolet View
APOD Messier 101
2007/08/24
2009/12/08