モスクワの海を語る。
モスクワの海とは
モスクワの海とは、海と呼ばれる月の地名の一つである。
モスクワの海は月の裏側にあるため、地球からは観察できない。
1959年にソビエトの無人探査機ルナ3号が初めて月の裏側の撮影に成功した。
このときに発見され、モスクワの海と命名された。
直径は約276キロメートルである。
大規模な隕石衝突でできたく巨大なクレーターをベイズン(盆地)という。
衝突のあと、地下から玄武岩の溶岩が沸き出しベイズンを満たして冷えて固まり海になる。
衝突の痕跡だから、海はほぼ円形なのだ。
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参考文献・サイト
Mare Tranquillitatis
Wide Awake on the Sea of Tranquillity
IAU
白尾元理「月の地形ウオッチングガイド」誠文堂新光社,2009年
2015/10/10