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ツングースカ爆発を語る。

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ツングースカ爆発とは

ツングースカとはロシアの地名である。
1908年6月30日にツングースカで発生した爆発をツングースカ爆発または、ツングースカ事件という。



爆発の原因は100年以上の間謎であったが、2013年になって隕石の落下であったことが判明した。



ツングースカ爆発の経緯

この日、小天体が地球大気圏に突入し、ツングースカの上空で爆発した。
この影響で、半径約30km以内の森林がなぎ倒されて炎上し、1000km離れた民家の窓ガラスも衝撃で割れた。



爆発後、数か月間に渡って、ヨーロッパでは夜も完全に暗くならず、まるで白夜のようであった。
ロンドンでも夜中に新聞が読めたという報告もある。



ツングースカ爆発が起きた1908年は、第一次世界大戦やロシア革命の直前だ。
ロシアの国内は混乱していたため、ツングースカを現地調査する余裕はなかった。



ツングースカ爆発の痕跡
ツングースカ爆発の痕跡
樹木が同じ方向になぎ倒されている
出展:NASA:The Tunguska Event--100 Years Later

調査隊が始めて現地に入ったのは、ソビエト連邦誕生後の1921年、ツングースカ爆発発生から実に13年が過ぎていた。

現地では、範囲に渡って樹木がなぎ倒されたことが確認されたが爆発の原因を特定するには至らなかった。

複数回の調査が行われたが、クレーターや隕石の破片やクレーター等隕石落下を裏付ける痕跡は発見できなかった。

彗星小惑星等が落下したとする説が有力であったが、決定的な証拠が見つからなかった。
チェコ湖がツングースカ爆発によるクレーターではないかという説もあるが、さらには爆発の原因は天体の衝突ではなく、地中に貯まったメタン等のガス1000万トンが噴出したという主張もある。



ツングースカ爆発から105年後に真相が判明した。
ウクライナ、ドイツ、米国の調査グループが、ツングースカ付近の当時の地層を回収し、その中から隕石を構成する鉱物を検出した。
これが決定打となりツングースカ爆発の原因が隕石であったことが確定した。



以下はツングースカの地図(GoogleMap)である。
原野で起こった隕石落下であることが分かる。左上にチェコ湖が見える。


もし、隕石の落下が都市部であったら甚大な被害が出たに違いない。
そして、1908年以降の世界の歴史も変わっていたことだろう。



現在のツングースカ

以下は現在のツングースカの映像である。


出典:YouTube A visit to the site of the Tunguska explosion

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参考文献・サイト

石田ケイ一「宇宙の科学/理科年表読本」丸善,1997
The Tunguska Event--100 Years Later
Tunguska Home Page
Team makes Tunguska crater claim
Mystery space blast 'solved'
Fire in the sky: Tunguska at 100

2010/11/21
2015/05/17



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