ホーキング織野の

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暗い太陽のパラドックスを語る。

トップページ太陽系の目次太陽暗い太陽のパラドックス

暗い太陽のパラドックスとは

40億年前、太陽は暗かった

誕生したばかりの頃の太陽は、今よりも30%も暗かった。
太陽に限らず恒星は、誕生直後からだんだんと明るくなっていく。
太陽も同様に、46億年かけて今の明るさになったのだ。



シミュレーションによると約20億年より以前の太陽の熱量では、地球表面は0℃以下となってしまい液体の水は存在できないはずだ。
ところが地質学的な証拠では、海は40億年前にあったことが分かっている。
地球全体が0℃以下の気温であったはずなのに、なぜ海が存在できるのだろうか?



仮にシミュレーションが誤りだったとしたら、40億年前の気温は0℃以上だったことになる。
それ以後、太陽の光度が30%増加するのだから、現在の地球は蒸し焼きになっているはずだ。



この矛盾を暗い太陽のパラドックスという。



暗い太陽のパラドックスの解

ヒントは温室効果

暗い太陽のパラドックスの謎を解く鍵は温室効果だ。
昔ほど大気の温室効果がより大きかったと仮定する。



温室効果を起こすのは大気中の二酸化炭素やメタンだ。
地球の歴史を通じて、大気の組成が変化したことが知られている。



太陽が変化したのか?

太陽が今よりも30%も暗かったというのは、恒星進化の理論から導かれたものだ。
ところが、太陽はこれに従わず、それほど暗くなかったとする主張もある。

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参考文献・サイト

ISAS:46億年の太陽史

2015/09/17



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