プランク(宇宙背景放射観測衛星)を語る。
宇宙背景放射観測衛星プランクとは
COBE(コービー)とWMAPはNASAが打ち上げた探査機ですが、ESAが初めて打ち上げた宇宙背景放射観測衛星がプランクです。
ドイツの物理学者マックス・プランクにちなんで命名されました。
ビッグバン後の宇宙の晴れ上がりの名残が宇宙背景放射です。
この宇宙背景放射を観測するESA初の衛星がプランクです。
2009年5月にハーシェル宇宙望遠鏡とアリアン5ロケットに相乗りして打ちあげられました。
WMAPは広い視野を一度に観測可能ですが低感度です。
これに対し、プランクは視野が狭いのですが高い感度で観測するので、相補的な活用が見込まれます。
出典:YouTube Planck's view of the Universe
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参考文献・サイト
2010/06/08
2015/05/21