ちょうこくぐ座を語る。
ちょうこくぐ座は、冬の星座であるが南に低いため、日本からは、非常に見にくい。
「ちょうこくぐ」とは「彫刻具」の意味である。
88星座の中で、面積は8番目に小さい星座である。
ラカイユが星図の中で彫刻用の器具を表現した。(1756年)
1763年にこの星図がラテン語に訳されたとき、「ちょうこくぐ座」になったのだ。
このことから、ちょうこくぐ座の設定者はラカイユになっている。
ちょうこくぐ座で、最も明るい星は4等級である。
しかもこの星には固有名もない。
ちょうこくぐ座には、神話もないためマイナーな存在である。
ちょうこくぐ座の主な恒星
ちょうこくぐ座α [α Cae]
ちょうこくぐ座で最も明るい恒星である。
太陽系から66光年の距離にあるF型星である。
二重星である。
ちょうこくぐ座γ [γ Cae]
ちょうこくぐ座で2番目に明るい恒星である。
太陽系から185光年の距離にあるK型星である。
赤色巨星と白色の巨星から成る二重星である。
ちょうこくぐ座β [β Cae]
ちょうこくぐ座で3番目に明るい恒星である。
太陽系から90光年の距離にあるF型星である。
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参考文献・サイト
2008/05/26