食変光星を語る。
食変光星とは
互いに回りあう恒星が、相手を隠すことによって、合計の明るさが変化する変光星を食変光星という。
食とは、天体が別の天体を隠す天文現象のことだ。
食変光星の仕組み
食変光星の分類
食変光星は、光度曲線の形で次の3種類に分類される。
アルゴル型[EA]
こと座β型[EB]
おおぐま座W型[EW]
これらは、光度曲線の見かけで分類される。
周期や、光度、恒星のスペクトルや組成は加味されない。
その他の食変光星の分類方法
光度曲線による分類がポピュラーであるが、それ以外にも食変光星の分類方法がある。
コパールの分類
分離型[D]、半分離型[SD]、接触型[K]に分類される。
恒星の特徴による分類
恒星の特徴によって、5種類に分類される。
GS型 | 一方の恒星が巨星または超巨星 |
PN型 | 一方の恒星が、惑星状星雲の中心星 |
RS型 | 食外でも、黒点活動で光度変化がある |
WD型 | 一方の恒星が、白色矮星 |
WR | 一方の恒星が、ウォルフ・ライエ星 |
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参考文献・サイト
2009/01/16