オリジナル・セブンを語る。
オリジナル・セブンとは
1958年10月にNASAが発足すると、有人宇宙飛行を目指すマーキュリー計画がスタートした。
ライサイエンス特別委員会が定めた宇宙飛行士の基準をもとに、1959年にマーキュリーに搭乗するための宇宙飛行士が7名が選抜された。
この7名がオリジナル・セブンである。
マーキュリーセブンと呼ばれる場合もある。
アラン・シェパード
マーキリー3号(フリーダム7)、アポロ14号に搭乗した。
米国人として初めて、世界では2番目に宇宙に行った人物である。
月面に立った5番目の人物でもある。
1998年に死去した。
ガス・グリソム
マーキリー4号(リバティ・ベル7)、ジェミニ3号に搭乗した。
アポロ1号の地上訓練中の火災で命を落とした。
ジョン・グレン
マーキリー6号(フレンドシップ7)、STS-95に搭乗した。
米国人として初めて、世界では3番目に地球周回軌道に乗った人物である。
NASA退任後は上院議員になった。
77歳の時に、スペースシャトル(STS-95)に搭乗し、最高齢の宇宙飛行士になった。
マーキリーとスペースシャトルの両方に搭乗した唯一の人物である。
スコット・カーペンター
マーキリー7号(オーロラ7)に搭乗した。
米国人として二番目に、世界では4番目に地球周回軌道に乗った人物である。
ウォルター・シラー
マーキリー8号(シグマ7)、ジェミニ6A、アポロ7号に搭乗した。
米国初期の3つの有人ミッション、マーキリー、ジェミニ、アポロのすべてに搭乗した人物はウォルター・シラーだけである。
2007年死去。
ゴードン・クーパー
マーキリー9号(フェイス7)、ジェミニ5号に搭乗した。
クーパーが搭乗したマーキリー9号は、約34時間半に及ぶ長時間ミッションであった。
クーパーは休憩時間中に睡眠をとったため、宇宙で寝た最初の米国人になった。
2004年死去。
デューク・スレイトン
アポロ-ソユーズプロジェクトに搭乗した。
1993死去。
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参考文献・サイト
2010/10/17