冥王星を語る。
冥王星の発見の歴史
19世紀後半になると、海王星の動きからさらに外側に未知の惑星が存在するとう仮説が現れた。
もともと、海王星も天王星の動きから予測されたという歴史的事実もあるので、この仮説は説得力があった。
この未知の惑星の発見に情熱を傾けた人物がパーシバル・ローウェルだ。
ローウェルは他界するまでの約10年の間、観測を続けた。
ローウェルの没後、この仕事を引き継いだのがトンボーだ。
やがてトンボーは、1930年に目指す未知の惑星を発見する。
未知の惑星はプルート(PLUTO)と命名された。
プルートの先頭の2文字PLは、パーシバル・ローウェルのイニシャルに合わせたのである。
冥王星の発見当時はカイパーベルト天体に関する知識がなかったので惑星と認識されたが、実はカイパーベルト天体発見の第一号なのである。
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参考文献・サイト
Solar System Exploration:Pluto
Solar System Exploration:Charon
The Nine Planets:Pluto
New Horizons
What Is Pluto?
2017/08/26