四大小惑星を語る。
四大小惑星とは
メインベルトで特に大きい部類の4つの小惑星ケレス、パラス、ジュノー、ベスタを4大小惑星という。
これらは、1801年から1807年にかけて立て続けに発見された。
現在では、ジュノーよりも大きな小惑星がいくつか発見されている。
その後、1845年までの38年間は小惑星の発見がなかったことから、4大小惑星だけが存在すると思われていた。
ケレス
メインベルト最大の天体がケレス(セレス)だ。
セレスだけで、メインベルト天体の3分の1の質量を占める。
現在は準惑星に分類されている。
パラス
パラスはメインベルトで2番目に質量の大きい天体である。
メインベルト全体の質量の7%を占めるため、将来、準惑星に分類される可能性もある。
ジュノー
ジュノーは、3番目に発見された小惑星である。
4大小惑星と呼ばれるが、ジュノーよりも大きい小惑星はメインベルト中にいくつか発見されている。
ベスタ
ベスタはメインベルトで3番目に質量の大きい天体である。
メインベルト全体の質量の9%を占める。
ベスタは1807年にオルバースによって発見された。古代ローマの女神の名に由来する。>
直径約500キロメートル、3.6年で太陽を公転する。>
なお、オルバースはパラスの発見者でもある。
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参考文献・サイト
JPL | Asteroid Watch - Jet Propulsion Laboratory - Nasa
Dawn - Ceres and Vesta
2015/05/15