ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

ケプラーの3法則を語る。

ケプラーの3法則とは

惑星の動きをまとめた法則が、ケプラーの法則だ。
チコ・ブラーヘの観測記録を調べたヨハネス・ケプラーによって発見された。
3つの法則からなりたっている。



周期彗星小惑星、衛星にも当てはまる法則である。

第1法則:楕円軌道の法則

惑星の軌道は太陽をひとつの焦点とする楕円である。



惑星の軌道は真円ではなく楕円で、太陽は中心ではなく焦点にいる。
楕円の焦点の太陽がある
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第2法則:面積速度一定の法則

惑星と太陽とを結ぶ直線が一定時間につくる面積は、常に一定である。



惑星は楕円軌道を動いていくので、太陽に近い時もあれば、遠いときもある。
近い時はより早く、遠いときはゆっくりと動いていく。
面積速度一定の法則
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第3法則:調和の法則

惑星の公転周期の2乗は、軌道の長半径の3乗に比例する。



公転周期(太陽を一周する時間)は楕円軌道の長半径で決まってしまう。
真円に近い楕円軌道でも、つぶれた楕円軌道でも長半径が同じなら、公転周期は同じになる。



ケプラーの法則発見まで

ヨハネス・ケプラーはチコ・ブラーへの弟子であった。
望遠鏡発明以前であった当時、チコ・ブラーヘの観測精度は最高レベルであった。
チコ・ブラーヘの死後、観測データを引き継いだヨハネス・ケプラーは火星の動きを調査し、3法則を発見した。



生前のチコ・ブラーヘはなかなかデータを見せなかった。
このため、チコ・ブラーヘはヨハネス・ケプラーによって毒殺されたという説もある。

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参考文献・サイト

国立天文台
JAXA
Johannes Kepler

2015/08/17



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