ソユーズを語る。
ソユーズ宇宙船とは
ソユーズはロシアがソビエト時代から使用している宇宙船である。
サリュート、ミールとの往復に使われてた歴史があり、現在でも国際宇宙ステーションへの連絡で使用されている。
1967年4月のデビュー以来、40年以上も使われている。
最大で3名までのの搭乗が可能だ。
ソユーズは元々、有人月飛行計画の中で開発された。
初代のソユーズ以来、ソユーズT(1979年から1986年)、ソユーズTM(1986年から2002年)、ソユーズTMA(2002年-)の改良型が運用されてきた。
ソユーズは、軌道モジュール、帰還モジュール、機械/推進モジュールの3つのモジュールで構成される。
大気圏突入時に軌モジュール、機械/推進モジュールが分離され、クルーを乗せた帰還モジュールのみが帰還する。
機械/推進モジュールには、二枚ついた太陽電池板が取り付けられている。
ソユーズをベースに輸送専用の無人宇宙船に改造したタイプがプログレスだ。
プログレスにはさらに、プログレスM、プログレスM1等の派生型がある。
ソユーズは、バイコヌール宇宙基地からソユーズロケットで打ち上げられる。
ソユーズの打ち上げ後、2日間でISSに到着するが、地上への帰還は3時間半程度しか要しない。
カザフスタン共和国内の陸地にパラシュートで着陸する。
ソユーズのミッション
ソユーズ1号
1967年4月、地球周回に成功した。
しかし大気圏突入時、着陸用パラシュートが開かずに墜落し。搭乗していたウラジーミル・コマロフ飛行士が死亡した。
ソユーズ3号
ソユーズ3号は1968年10月に打ち上げられ、無人の2号とのランデブーに成功した。
本当はドッキングを計画していた。
ソユーズ5号
ソユーズ5号は1969年1月に打ち上げられ、4号とのドッキングに成功した。
ソユーズ11号
1971年6月7日、サリュート1号とのドッキングに成功した。
サリュートからの分離後、地球への帰還途中に気密漏れを起こし3名にクルーが死亡した。
ソユーズ19号
アポロ・ソユーズテスト計画で、ソユーズ19号がアポロ18号とのドッキングに成功した。
ソユーズTM-11号
TBSの秋山豊寛氏が搭乗し、日本人として初めて宇宙に行く。
スポンサーリンク
参考文献・サイト
Russian Soyuz TMA Spacecraft Details
JAXA:ソユーズ宇宙船
Soyuz TMA Spacecraft
1967: Russian cosmonaut dies in space crash
2010/10/11