星雲・星団のカタログを語る。
星雲・星団のカタログとは
宇宙には無数の星雲・星団が散らばっている。
これら、星雲・星団の場所をリストにして整理したものをカタログという。
今まで、多くの種類のカタログが発行されている。
特にメシエカタログやNGCが有名である。
星雲・星団の数々
メシエカタログ
チャールズ・メシエが作成したカタログである。
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NGC
NGCはニュー・ジェネラル・カタログの略である。
NGCカタログという表記を時々見かけるが、それだと「カタログ」が重なってしまうので正しくない。
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IC
ICはインディックス・カタログの略である。
NGCに記載されなかった星雲・星団を収録している。
バーナード・カタログ
バーナードが作成した暗黒星雲のカタログである。
1番から370番まで記録されている。
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コリンダー・カタログ
コリンダーが作成した散開星団のカタログである。
1931年に発行された。
プレアデス星団は、このカタログの42番目に登録されている。
この場合、Cr42、またはCol42と省略する。
ガムカタログ
ガム氏が作成した星雲のカタログである。
1955年に発行された。
南天の天体が収録されている。
シャープレスカタログ
シャープレス氏が作成した星雲のカタログである。
313のHII領域が収録されている。
1959年に発行された。
南天の天体が収録されている。
RCWカタログ
ロジャーズ、コインペル、ワイトークの3氏が作成した星雲のカタログである。
RCWは3氏のイニシャルである。
1960年に発行された。
南天の天体が収録されている。
ガムカタログの拡張版としての性格を持つ。
UGC
ウプサラ・ギャラクシー・カタログの略である。
パロマーの星図から、視直径が1分より大きい銀河、または14.5等より明るい銀河をすべてピックアップしたカタログで12921個の銀河を収録している。
1973年に発行された。
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参考文献・サイト
2010/04/24