M5(メシエ5)を語る。
M5(メシエ5)はへび座にある球状星団である。
条件が良ければ肉眼でも、へび座5番星のすぐ近くにある微光星のように見えることがある。
M5(へび座の球状星団)
出展:APOD
1702年に、彗星観測中であったドイツ人天文学者ゴットフリート・キルヒにより発見された。
1764に観測したメシエは星雲状にしか見えなかったが、1791年にハーシェルが個々の星を識別した。
M5は現在までに知られている球状星団の中では、大きいほうである。
15万個の恒星を含み、実直径は200光年である。
太陽系からの距離は2万4500光年である。
M5の中では105個の変光星が確認されており、その中の97個がこと座RR型である。
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参考文献・サイト
SEDS:THE MESSIER CATALOG
APOD:Globular Cluster M5
2007/08/24
2009/12/09