ヘラクレス座球状星団/M13(メシエ13)を語る。
M13(メシエ13)は、ヘラクレス座にある北天最大の球状星団である。
ハレー彗星の研究者であるエドモンド・ハレーによって、1714年に発見された。
M13の直径145光年、太陽系からの距離は2万5000光年である。
実視等級が5.8等のため、肉眼で見えるギリギリのラインである。
発見者のハレーも、月のない澄んだ夜に目視できると記録を残している。
M13には数十万から100万個の恒星を含んでいると考えられている。
これらの恒星が重力で引き合い、高い密度で密集しているのだ。
球状星団は、古い赤い星ばかりで恒星されているのが常識だ。
ところが、M13にはスペクトル型がB2の若くて青い恒星も含まれている。
この恒星をバーナード29番[Barnard 29]という。
M13の内部には、知的生命の住む惑星が存在するかもしれない。
1974年のアレシボ天文台から、M13の未知の知的生命に対して電波のよるメッセージは発信された。
これをアレシボメッセージという。
スポンサーリンク
参考文献・サイト
SEDS:THE MESSIER CATALOG
nightskyinfo
2009/12/21