ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

冥王星の大気を語る。

トップページ太陽系の目次準惑星冥王星冥王星の大気

冥王星の大気の特徴

冥王星は薄いながらも大気を持っている。
今まで発見された太陽系外縁天体の中で、大気を持つのは冥王星しか知られていない。


窒素を主成分としてメタンや一酸化炭素が含まれており、これらは、冥王星表面の氷が蒸発したものだ。
大気中には薄くもモヤがかかっている。


これらのモヤは、メタンや他の分子が太陽光の刺激を受けて生成した炭化水素の混合物だと考えられている。


2015年のニューホライゾンズの接近で測定したところ、冥王星の大気圧は1 Paであることが分かった。
これは地球の大気圧の10万分の1に相当する。


冥王星の地表付近の大気温度は、おおよそマイナス220度だ。
だが、高度が上昇するほど高温となり、高度30キロメートルではおおよそマイナス160度になる。


これは、大気中のメタンのよる温室効果の影響だ。


■次のページ:冥王星の青い大気

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参考文献・サイト

Pluto's Blue Atmosphere in the Infrared
New Horizons Reveals Pluto’s Extended Atmosphere
Pluto’s Atmosphere Confounds Researchers

2017/08/22



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