第9惑星を語る。
太陽系の惑星は8つだ。
最も遠い海王星の外側に、9つ目の惑星が存在するとしたら、それが第9惑星だ。
かつて冥王星は第9惑星だった
1930年2月に発見された冥王星は、それからの76年間、第9惑星とされていた。
ところが2006年8月に国際天文学連合の総会で惑星の定義が決議された際、冥王星はこの定義に適合できなかったため準惑星に分類された。
このときから、第9惑星の地位が空席になったのだ。
海王星の外側には冥王星サイズの天体が無数に存在している。
この中で、冥王星だけを特別に惑星とすることはできない。
そこで惑星の定義が議論され、冥王星は準惑星になったのだ。
第9惑星は存在するのか
海王星の外側にはもう準惑星しかないのか?
カリフォルニア工科大学のシミュレーションによると、地球質量の10倍の天体が1万年〜2万年の周期で太陽を公転しているらしいことが分かった。
地球質量の10倍もあれば、おそらく惑星の条件を持たすだろう。
つまり第9惑星になりうるのだ。
第9惑星までの距離は海王星までの20倍以上も遠い。
発見のためにはすばる望遠鏡のような強力な望遠鏡が必要だろう。
出典:YouTube Evidence of a Ninth Planet
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参考文献・サイト
Caltech Researchers Find Evidence of a Real Ninth Planet
「第9惑星」とすばる望遠鏡
2016/03/19