インディアン座を語る。
インディアン座は、南天の星座である。
日本からは、ほとんど見ることができない。
インディアン座は、南半球を航海したケイセルとハウトマンによってもたらされた12星座の中の一つである。
アメリカインディアンを表現した星座である。
インディアン座を含む12星座は、プランシウスの星図に登場し(1598年)、その後バイエルのウラノメトリアに収録された(1603年)。
インディアン座の設定者はバイエルになっている。
また、12星座はすべて現在の88星座に引き継がれている。
インディアン座の主な恒星
インディアン座α [α Ind]
インディアン座β [β Ind]
インディアン座ε [ε Ind]
太陽系から11.8光年の距離にあるK型星である。
2つの褐色矮星の伴星を持つ。
インディアン座のその他の天体
インディアン座ε [ε Ind]
肉眼で観測可能な恒星の中で、はくちょう座61に次ぎ、2番目に固有運動が大きい恒星である。
太陽系から約12光年の距離にある。
二つの褐色矮星から構成される連星が、インディアン座εの周囲を公転している。
グリーゼ832 [Gl 832]
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参考文献・サイト
Constellations
Star Tales
ESO:Discovery of Nearest Known Brown Dwarf
Sol Station
2008/05/25