やまねこ座を語る。
やまねこ座は、春の星座である。
「やまねこ」とは山猫の意味である。
暗い星ばかりで非常に見つけにくい。
この星座を見るためには「ヤマネコの目」が必要という理由からやまねこ座と命名された。
やまねこ座は、ポーランドの天文学者ヘヴェリウスによって設定された10星座のうちの一つである。
10星座のうち、やまねこ座を含む7星座が現在の88星座に引き継がれている。
やまねこ座の主な恒星
やまねこ座α [α Lyn]
やまねこ座で最も明るい恒星である。
太陽系から222光年の距離にあるK型星である。
やまねこ座ε [38 Lyn]
やまねこ座で2番目に明るい恒星である。
太陽系から122光年の距離にあるA型星である。
やまねこ座ι [31 Lyn]
やまねこ座で3番目に明るい恒星である。
太陽系から54光年の距離にあるF型星である。
やまねこ座の主な星雲・星団
NGC2419
やまねこ座のNGC2419は、球状星団である。
我々の銀河系に属するの中で最遠の球状星団である。
NGC2683
やまねこ座のNGC2683は、銀河系外星雲である。
銀河系から2500万光年の距離にある。
やまねこ座のその他の天体
SN 2008D
SN 2008Dは、NGC2770中に出現した超新星である。
爆発の瞬間が観測された初めての超新星となった。
超新星爆発の直前にはエックス線が放射されるという説を裏付ける結果となった。
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参考文献・サイト
Constellations
Star Tales
Supernova Caught in Act of Exploding
2008/05/25