カノープスを語る。
カノープスとは、どんな星なのか
カノープスはりゅうこつ座のα星である。
おおいぬ座のシリウスに次いで、全天で2番目に明るい恒星でもある。
カノープスはりゅうこつ座の西端にある。
出展:IAU
カノープスは南天の星なので、あまり高くまで上らない。
見えても地平線すれすれなので、日本ではあまり馴染みのない星である。
めったに見えないので、カノープスを見ると長生きするという言い伝えもある。
中国では南極老人星と呼んでいる。
カノープスは非常に明るい恒星である。
直径が太陽の65倍でありながら、明るさは2万倍もある。
表面温度が7000度のF型星だ。
直径は太陽の70倍以上もある。
太陽系からカノープスまでの距離は、観測衛星ヒッパルコスによって測定された。
その距離は310光年と遠い。
しかし、本来明るい星なので、遠くても全天で2番目に明るいのだ。
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参考文献・サイト
2008/02/28
2010/05/22