ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

タラッサ(海王星の衛星)を語る。

トップページ太陽系の目次海王星海王星の衛星タラッサ

タラッサとは

タラッサ海王星の衛星の中で、二番目に内側の軌道を回る衛星である。



ボイジャー2号による海王星探査では、6個の衛星が発見された。
タラッサはそのうちの一つである。
ギリシア神話に登場する女性の名に由来する。



タラッサは海王星の雲の上から2万5200キロメートル上空を7時間30分で公転する。



ボイジャー2号が撮影したタラッサ(海王星の衛星)
海王星の衛星タラッサ
1989 N5がタラッサだ。
Neptune: Moons: Thalassa



タラッサは歪んだ形をしている。
これは、トリトンが海王星に捕獲されたとき、引力の乱れによりそれまであった小衛星が衝突し合体してタラッサになったからだと考えられている。
タラッサは地質的な変化は経ていないようだ。



タラッサは徐々に海王星に接近している。
やがて海王星に突入するか、潮汐力によって粉々に分解される運命にある。
分解されれば、海王星のリングになるだろう。

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参考文献・サイト

Neptune: Moons: Thalassa

2010/05/01
2015/05/16



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