衛星を語る。
衛星とは
惑星、準惑星、小惑星の周囲を回る天体を衛星という。
地球は惑星であり、月はその地球の周囲を回っている。
つまり、月は地球の衛星なのだ。
2006年8月、IAUの総会で惑星、準惑星、太陽系小天体の定義が決定した。
ところが、この総会では衛星の定義は議論されなかった。
惑星の周りの衛星
地球
地球の唯一の衛星が月だ。
月がどのようにしてできたのかは昔から諸説があった。
近年ではジャイアントインパクト説に落ち着きつつある。
火星
火星はフォボスとダイモスの二つの衛星を持つ。
どちらも、火星の引力に捕まった小惑星だと考えられている。
木星
木星は合計63衛星を持つ。(2010年5月現在)
この中で突出して大きいイオ、カリスト、ガニメデ、エウロパをガリレオ衛星と呼ぶ。
土星
土星は合計63衛星を持つ。(2010年5月現在)
その中でタイタンが突出して大きい。
天王星
天王星は合計27衛星を持つ。(2010年5月現在)
その中で特に大きなミランダ、アリエル、ウンブリエル、ティタニア、オベロンの五つを五大衛星と呼ぶ。
海王星
海王星は合計13衛星を持つ。(2010年5月現在)
その中でトリトンが突出して大きい。
準惑星の周りの衛星
冥王星
冥王星の衛星はカロン、ニクス、ヒドラの3つが知られている。(2010年5月現在)
その中でカロンが突出して大きい。
エリス
エリスの衛星はディスノミアのみが知られている。(2010年5月現在)
ハウメア
ハウメアはナマカとヒイアカの二つの衛星を持っている。(2010年5月現在)
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参考文献・サイト
JPL Solar System Dynamics
The Planetary Society
2008/03/31
2010/05/03