テーブルさん座を語る。
テーブルさん座は、南天の星座である。
日本からは見ることができない。
山頂が平坦な山を「テーブル山」という。
「テーブルさん」は、ケープタウン(南アフリカ)にあるテーブル山を表現している。
テーブルさん座はラカイユが設定した。
1751年から52年にかけてラカイユは、喜望峰に滞在し南天の恒星や星雲・星団を観測した。
このときラカイユは14の星座を新設したのだ。
テーブルさん座は、その中の一つである。
テーブルさん座の主な恒星
テーブルさん座α [α Men]
太陽系から約33光年の距離にあるG型の恒星である。
ハビタブルゾーンに地球型の惑星を持つ可能性がある。
テーブルさん座π [π Men]
太陽系から約59光年の距離にあるG型の恒星である。
長円軌道を描く木星型の惑星を持っている。
テーブルさん座の星雲・星団
大マゼラン雲
銀河系の伴星雲である。
テーブルさん座の流星群
テーブルさん座δ群
3月14日から3月21日にかけて出現する流星群である。
テーブルさん座のその他の天体
PKS 0637-752
60億光年離れたクエーサーである。
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参考文献・サイト
Constellations
Star Tales
Chandra X-ray Observatory
2008/05/25