連星を語る。
連星とは
2つ以上の恒星がお互いの周りを回転している天体を連星という。
3つの恒星なら三連星、4つの恒星なら四連星ともいう。
ふたご座のカストルは六連星である。
これに対し、2つ以上の恒星がたまたま同じ方向に見えるだけで引力で結びついていない場合を見かけの重星という。
様々な連星
実視連星
望遠鏡で観測して連星だと分かるものを実視連星という。
分光連星
望遠鏡で観測しても複数の星に分離できないが、スペクトル観測によって連星であることが分かるものを分光連星という。
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食連星
互いに回りあう恒星が、相手を隠すことによって、合計の明るさが変化する変光星を食変光星という。
食とは、天体が別の天体を隠す天文現象のことだ。
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近接連星
恒星間の距離が近い連星を近接連星という。
重力の影響で、二つの恒星は変形している。
接触連星
恒星間の距離が近すぎて、接触しあったり外側のガスを共有している連星を接触連星という。
重力の影響で、二つの恒星は変形している。
エックス線連星
中性子星やブラックホールと恒星を組み合わせた連星系では、エックス線が強く放射される。
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参考文献・サイト
2015/09/23