M32(メシエ32)を語る。
M32はアンドロメダ座にある小型の楕円銀河である。
有名なアンドロメダ銀河の隣にあるため、比較的メジャーな存在となっている。
1749年にギヨームによって発見された。
M32銀河
出展:APOD
M110と共にアンドロメダ大星雲(M31)の伴銀河でもある。
つまり、たまたま近くに見えるだけではなく、M32は実際にアンドロメダ銀河の周囲を自転しているのである。
太陽系から230万光年の距離にある直径8000光年の楕円銀河である。
M32内部にガス星雲やダストはほとんどない。
また、M32の周囲に球状星団も確認されていない。
M32の質量は銀河系の10分の1程度と考えられている。
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参考文献・サイト
SEDS:THE MESSIER CATALOG
APOD:Dwarf Elliptical Galaxy M32
2007/08/24
2009/08/09
2009/12/06