ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

仮説の天体を語る。

トップページ太陽系の目次仮説の天体

バルカン

水星の近日点移動を説明するために仮定された惑星をバルカンという。
水星より内側を公転しているとされた。



20世紀になって、水星の近日点移動は一般相対性理論によって完全に説明された。
そのため、バルカンは否定された。
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ネイト

金星衛星が度々報告された。
この衛星の名をネイトという。




地球の第二衛星

1846年、フレデリック・ペチが地球の第二衛星を発見したと発表した。
後日、誤りであることが確認された。




コーディレフスキー雲

月軌道上のL4ポイント、L5ポイントに存在すると主張された雲状の天体である。
1961年にコーディレフスキが存在を確認したと発表した。



その後もカイパー空中天文台(1967年)、太陽観測衛星OSO-6(1975年)がコーディレフスキー雲の存在を確認している。
ところが、1980年以降、コーディレフスキー雲の観測報告がなくなり、コーディレフスキー雲は一時的な現象だったと考えられている。



日本の工学実験衛星ひてんが、1991年にL4、L5ポイントを通過したが、ダストの増加は検出されなかった。




惑星X

海王星の運動が軌道計算と一致しないことから、海王星の外側に大きな惑星が存在すると仮定された。
この惑星を惑星Xという。



トンボーは、惑星Xの軌道予測に従って、冥王星を発見した。
しかし、冥王星は予想以上に質量が小さいため海王星の運動に影響を与えるとは考えにくい。
従って、冥王星以外に惑星Xが存在すると思われていた。



ボイジャー2号の観測によって、元々の海王星の質量が誤りであったことが分かり、運動が軌道計算は一致したため惑星Xの存在は否定された。




ネメシス

生命誕生以来、何回も繰り返された大量絶滅を説明するために仮定された太陽の伴星をネメシスという。
ネメシスは赤色矮星、または褐色矮星で、2600万年の周期で公転する。
2600万年ごとにネメシスはオールトの雲の接近し、その引力で小天体の軌道が変化して巨大彗星が太陽系内部に向かい、地球に衝突するとした。

今日では、クレーターの分析や絶滅の記録から、ネメシスの存在は信憑性が低い。




テイア


ジャイアントインパクトを起こした天体。




オニール橋

月面に存在すると考えられた橋状の構造。
探査機では発見されなかった。

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参考文献・サイト

Hypothetical Planets

2008/09/09



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