エディアカラ生物群(動物群)を語る。
エディアカラ生物群発見の歴史
1946年、オーストラリアのエディアカラの丘を調査していた地質学者のスプリッグは、まったくの偶然に大量の化石を発見した。
大部分が、クラゲや節足動物のような奇妙な形であった。
エディアカラの風景
エディアカラ生物群の化石が発見された場所
出展:Ediacara Hills, Australia
スプリッグは当初、これらがバージェス動物群であると考えた。
その後、他者による研究によって先カンブリア代後期の化石であることが判明し、エディアカラ生物群と命名された。
実は、エディアカラ生物群の発見は、これが最初ではなかった。
19世紀から、エディアカラ生物群に分類されるべき化石が散発的に発見されていた。
しかし、保存状態がよくなかったために、先カンブリア紀の生物であることまで判らなかったのである。
エディアカラの丘
Google mapによるエディアカラの丘の周辺地図。
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参考文献・サイト
丸山茂徳・磯崎行雄「生命と地球の歴史」岩波新書,1998
Miller Museum Online Exhibit
The Ediacaran Assemblage
Ediacaran fossils of Canada
Earth and Life - origins of diversity
University of California
2008/02/24
2010/02/13
2016/03/27